では 戦略的に考えるというのはどう考えることなのかということです。
「戦略的に考える」とは 長期的に総合的に考えることーこれは辞書によればです。
まず、視点をどこにおいて考えるのか ということが第1の議論です。
長期 ・ 短期
全体 ・ 部分(組織全体 ・ 部門)
広く ・ 狭く(市場全体 ・ 部分)
外部 ・ 内部
高く ・ 低く
左右の視点でいえば 左側に視点をおいて考えることです。といって右側を無視することではありません。左側の視点に立って右側を見るのです。私たちは目先のこと、今日明日のことを考えがちです。組織のトップにある人が戦略的に考えないといけないというのは 今日・明日の利益ではなく 3年後・5年後のビジョンを考えなければいけないということです。組織の未来は経営者が握っているのです。
ビジネスにおいて重要なことは何について考えるのかという点です。「戦略的に考える」ということは考えるべき要素を分析し分析結果に基いて考えることです。分析しながら考えるのです。ただ、考えればいいというものではありません。結果が求められるのです 戦略的に考え、意思決定し 行動に結びつけることです。
(戦略的に考える 要素)
1.市場・環境
2.自社の市場での位置づけ
3.競合先
4、自社の経営資源
ビジネスの場合には当然ながら結果を問われます、つまり 成果がアウトプットできなければいけないのです。戦略的に考えるのは 目標は達成したいから、競合先に勝ちたいから、組織として存続したいからです。そこに明確な意図と目的があるから戦略的に考え行動するのです。
経営者が 戦略的に考えない会社は 持続的な成長はありえないのです。成否は経営者の考え方にある、といってもいいでしょう。だから、経営者は「戦略的に考える」ということがどう考えることなのかを知っておかなければいけない、スキルとして習得しておく必要があるのです。「戦略的に考える」スキルです。
2011/07/03
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