2008/06/07

地球システムの崩壊とローマクラブ(3)

環境汚染・破壊・・温暖化・海面上昇・砂漠化・人口増加・エネルギー不足・貧困等様々な問題が地球規模で起こっています。これらの問題解決は何が原因で何が結果かということを考えるのではなく地球をシステムとして捉える解決案を考えることが必要に迫られています。根底にある原因は人間が植物連鎖の頂点に立ち自分達の住む環境をコントロールできる(だろう)と考えたことです。それは各国のエゴであり人間のエゴです。

組織についても同じことがいえます。経営者が会社を金儲けのためと考え自分で完全にコントロールしようと考える会社に未来はありません。同じように政治家(政党)や官僚あるいは軍隊が国を支配しようとする国には未来は開かれていないのです。

宇宙からみた地球はまさに陸と海と大気で構成されるシステムであり循環サイクルによってバランス状態にあることがよくわかります。その意味では地震という自然現象もエネルギーのバランスを保つためのなくてはならないもので起こるべくして起こっているのです。人間はサブシステムを構成しているのですが大きな問題は余計な意思・思惑が働くことです。それも自然の一部と捉えられないこともないのですが今起こっている問題はサブシステムの誤動作が全体のシステムを破壊しようとしているのです。

⇒ 地球システム(from 1000km)

経営者がどう金儲けしようかを考えることより、どう存続させるかを考えるべきです。その方が結果はいい方向に向かうのです。

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T.長田

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