2008/05/11

生命システムと戦略プログラム

蝶が卵から幼虫に、更に蛹になり美しい蝶の姿に変身できるのか外から観察するとなんとも不思議な世界です。さなぎという蝶とはまったく形の異なる物体の中で何が繰り広げられているのでしょう。

すべての生き物は存続のためにそれぞれ独自の戦略プログラムを持っているのです。蝶の卵の中にはそのプログラムが内在されているのです。

アゲハチョウの羽化の様子

会社(組織)を生命システムと捉えれば見方が変わります。戦略プログラムの書き手はあなた自身、経営者です。事業を成功に導き組織を長期に存続させたければ、そうなるようなプログラムを書く必要があるのです。プログラムを書き実行をリードするのは経営者の仕事だからです。

経営者が顧客を無視したような間違ったプログラムを書けば組織(システム)は簡単に壊れるのです。吉兆の経営者のように顧客の食べ残しを他の客に出したとすれば正しいプログラムは書けません。
システム思考は正しいプログラムを書くための思考法なのです。

***********************************
NUTS.長田

0 件のコメント: