島津斉彬は日本の将来を予見しながら篤姫を家定の正室として嫁がせるなど戦略的な考え方・動きができた人のように見えます。少なくともNHKの「篤姫」の高橋英樹の演技を見ての話ですが。薩摩藩は幕府におけるサブシステムの位置づけですが藩主としての斉彬は日本全体をよくしようという思いと薩摩藩の繁栄を考え積極的に行動しているのです。
⇒篤姫 (宮崎あおいはなかなか上手でよろしおますなー)
日本人の思考の原型がここにあるとすれば決して捨てたものではないと思います。しかし、今の問題は日本の政治システムにあるのです。首相にもう少し人間的にもリーダーとしてもりっぱな資質のある人が選ばれるようなシステムならない限り存続は危ぶまれるかもしれません。江戸幕府の大きな欠陥は鎖国(クローズシステム)にしたことです。鎖国は江戸幕府の存続には不可欠なものだったのですが日本国にとっては発展を閉ざされたわけです。システム(議員内閣制)の欠陥に気づいて改革しない限り本質的な問題は解決できないのです。
2008/05/06
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