2008/05/15

生物と無生物のあいだ

この タイトルは本の題名です。 ⇒ 「生物と無生物のあいだ」 福岡伸一

生物と無生物の違いは自分で複製(コピー)できるかできないかです。複製は存続するために不可欠な行為です。その仕組みというかプログラムがDNAです。DNAが複製の担い手でありそこに情報が格納されているのです。繰り出されるドラマは複雑に見えますが本質はシンプルです。2本のらせんリボンと4つの塩基の組み合わせで情報生成され複製できるようにできているのです。

組織を生命システムと捉えれば同じようにその存続のメカニズムはシンプルでなければならないのです。組織の最小単位は人であり、人が複製の担い手です。複雑であれば複製は難しく存続しにくくなるのです。担い手にとってみればシンプルでなければならないのです。シンプルにしておけば運営しやすいし複製(存続)もしやすいからです。シンプル・明快が複製の条件、つまり成功の要件です。

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NUTS.長田

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